夜見保育園は、平成26年、4月に米子市から社会福祉法人ひばり保育会民間移管され定員90名で開設。 平成29年11月15日新園舎が完成し、平成30年1月31日に学童保育棟、3月31日に園庭が完成。平成30年4月から定員を110名に増やし、0~5歳児の一貫保育として保育園を運営。
社会福祉法人ひばり保育会が運営する夜見保育園は、遊べる保育園を実現させたいという保育者の想いから「自然を感じる園舎」をキーワードに設計されました。鳥取県産の土壁の土や下駄箱やカウンターに装飾された石は、出雲大社や大山の石。地元、弓ヶ浜の弓浜絣を用いたクラス名看板。一瞬森の中にいるような錯覚をおこす鏡で設計されたトイレ。1階と2階をつなぐすべり台とロープ遊具。など保育者のアイディアは園舎内にたくさんつまっていました。子どもたちが自分の安心できる場所、好きな場所を見つけることで園への愛着を育んでもらいたいという保育者の思いがあり、大好きな保育園生活の中で「自分が好き」「友達が好き」「みんなが好き」「地域が好き」という子どもの成長への願いも込められています。園舎の一つひとつのこだわりが、子ども一人ひとりの成長を願う保護者の愛情そのものです。
園舎内を一周100mとして、子どもたちがワクワクしながら園での生活を育めるよう走り回れる環境を設けました。「園内は走りません」ではなく、いつでも子ども同士が遊びの中から興味・関心を持ちながら、大人と子どもが共感しあう空間づくりを心がけています。
子どもが毎日使う椅子や机は、無垢材を使用したオリジナルのものです。子どもにあわせて椅子や机を職人が手作りで一つ一つ仕上げ、無理のない体勢で座れるよう作りました。机は4人がけを基本として長さや高さを試行錯誤しながら作った、子どもの為の机と椅子です。