今年度はコロナ禍での保育活動となり、子ども達の安全と心の充実を図る為、毎日の保育のあり方、行事の見直しなどに何度も話し合いを重ねて取り組んできました。夏の恒例行事が中止される中、自園では、1週間の「せんだん祭」を保護者会の協力のもと企画、開催しました。オープニングの手作りお神輿から始まり、日替わりで夏を感じられる催し(ジュースの掴み取り・お菓子釣り・ヨーヨーつり・かき氷・光るブレスレットなど)に、子どもたちは目を輝かせていました。フィナーレの花火大会では、大きなスクリーンに打ち上げられる色とりどりの花火の映像に吸い込まれていく子ども達の表情や、打ち上がる前の静寂と打ち上がった時の大歓声に子ども達の心の充実が感じられ、特別なひと時となりました。
また、家庭生活でステイホームが増える中、園ではしっかり体を動かす保育を心掛けました。心高ぶる音楽で朝のマラソンをしたり、チャレンジキッズと題して「みんなで楽しめる運動遊び」を行い、色々な動物の動きに挑戦したり、ビーチフラッグで競争したり、ボール遊びで走り回ったりと体を存分に使って楽しみました。様々な活動を試行錯誤しながらの保育となりましたが、これからも子ども達の豊かな心と体を育む保育に努めていきたいと思います。
夏に開かれる「みなと祭」では、年長児が毎年ステージで傘踊りを披露しています。子ども達のキラキラ輝く姿を見ていただき、地域の方々と共にお祭りを盛り上げています。子ども達の堂々たるたくましい姿に、たくさんの感動と喜びの声をいただいております。
園庭の芝生の上で、のびのびと体を動かしています。さらに園庭を拡大し、畑では年令ごとに、さつま芋や夏野菜作りに取り組んだり、丘や野原では自然を感じながら季節の遊びも楽しんでいます。只今、「遊び込める環境を作ろう」をテーマに保護者の方々と一緒になって、土遊びが思いきり出来る砂場作りも進めているところです。